金野 昇メッセージ

金野 昇(Kano Noboru)
1974年 島根県松江市生まれ
新潟大学法学部卒業
2014年 兼業農家
生産物は人参無農薬無化学肥料での栽培体系の確立を目指している

新規就農

新規就農者は3年以内で離農する割合が高いといわれています。私も就農してみて地域に見殺しにされる感覚が分かりました。ローカルルールの存在や遠巻きに様子見をするだけで何のヒントも与えない、その上でできないことを鬼の首を取ったように噂をし、地域と就農者との溝を広げるなど。もちろんこれは農業に関してばかりではありません。保守的な組織・地域に多い現象です。組織・地域が現状を維持あるいは発展するためには、常に変化をし続けなければなりません。変化を止め、現状維持を望んだ時点で衰退の始まりです。衰退を受け入れ現状維持・発展を望んでいない地域を除いて、新規就農者という変化を受け入れることで地域は発展する可能性を持つことになります。せっかく斜陽産業である農業に興味をもってくれたのに見殺しにしてしまうのはあまりに惜しいと思います。
現状でも新規就農者を積極的に支援してくれる信頼できる人はいます。ただ、あまりに少ない上に、個人の資質に頼っています。

もったいない

そこで、新規就農者を積極的な支援者に育てることを目的にNPO法人アルバトロスの活動に参加することを決めました。新規就農者が積極的な支援者となるためには、農業で自立できなければなりません。その最初のステップである農地と家の確保が大切になってきます。アルバトロスでは空き家の解決に取り組みます。郊外の、特に元農家さんの空き家が出てくる可能性もあります。そういう空き家は新規就農者にとっては宝です。
作業場、保管場、農機具置き場など農業がしやすいように随所に工夫がされている。けれど、現状では放置され朽ちていくだけです。これではせっかくの宝がもったいない。少しでも良い状態で引き渡せるように協力したいと思っています。

Posted by kodai