【空き家問題】取り組もうと思った理由。1「地域おこし協力隊」

移住, 空き家, 私たちについて

僕自身の空き家問題に対して、取り組んでいこうと思った体験や経緯を書いていきます。

地域おこし協力隊って?

地域おこし協力隊の概要については、こちらへ(総務省HP)

3年の期限付きで、都市部から地方の地域活動に従事する仕事です。活動内容は様々です。地方へあわよくば、3年後も住んでくれる人材になってくれたらいいなぁという感じです。

個人的に経験してのイメージは、国から活動費は出ますし、市町村にとっては人ひとりお金がもらえた分で雇用できる。各市町村によって雇用体系や活動内容は様々で、隣町の協力隊と同じ活動を協力し合って行うというイメージはないです。ポジティブに考え、3年後も見据えた生き方、働き方を狙って協力隊になった方には、期間限定のボーナスタイム。人脈、どこでも行ける名刺、スーパーフレキシブル、手厚い地域だと、仕事、家、車、保険などなど紹介してくれます。

移住したいけど、とりあえず3年保証付きの移住のためという方にとっては、活動が、個人事業主と変わらないので、安易に考えていると、結構大変かもしれません。そうなると、協力隊の業界ルール的なものはありませんし、地域の方の目は厳しいですし、3年使っても、一般的なキャリアアップに繋がる仕事にもなりません。

ちなみに、こんな感じで当時、今となっては笑える自分を紹介していただいてます。

スーツ着てるやつが僕です。

僕は、後者の入り口で、途中から、気づかせてくれた人のご縁にめぐり合えて、今でも任期が終わった府中市に住んでいます。

移住するのに家を探す。

最初、東京から、府中に来た時に、家を紹介してくれることになりました。空き家バンク。実際に所有者の方に家を見せてもらった際に、「300万で安くしてるから、買ってね。」みたいなことを言われる訳です。「いやいやいや、ローンが組めたとしても、そこまでして買いたくはない。そもそも月一万円で賃貸って話はどこに。」と心の中で独り言言いながら、奥さんとアイコンタクトとった記憶があります。

これが、空き家を仲介、そもそも、家を取り扱うのは、素人がやっちゃダメ。と、思ったきっかけです。家を探すときに普通不動産会社に行きますよね。一か月分の手数料位で、色々責任追ってもらえてるんだと思いました。意外と、空き家バンク利用された方の中には、話と違うってパターン多いのかなぁって考え始めました。

「まちヨミ」

地域おこし協力隊の活動をしていく中で、様々な活動に関与させてもらえてましたが、結局、無償のボランティア活動を延々と繰り返していることに、なんとなく気づきます。

そして、何か自分発の与えられた活動以外をしてみようと思い立ちました。それが、「まちヨミ」という「まちぐるみ読書会」でした。読書会の進行の資格もとりました。(一日で取れますが実践は別です)読書しながら、町の人の考えを聞く、対話する目的です。毎週朝の時間を活用し、読書会を行いました。さらに、資格元から、オファーをいただき、町の課題を読書を通じて共有し、行動までする。という「まちヨミ」の企画に便乗。府中市でリアルな課題や問題を聞くことに繋がりました。その場で話題で出たのが、地方消滅とか、人口減、空き家等でした。ニュースなどでちょうど話題になっていた時期だったかもしれませんが、住民の意識として実感している問題だったのです。

その後、著名な神田さんより、年間最優秀賞をいただき、本にも府中市の事が掲載されることになりました。

知らなかったから始められた。

一つテーマを絞った活動にしようと、「空き家」について取り組む。と決めたわけです。協力隊にとって、何をしたらいいかわからない状態が、一番周囲から〇〇して、と頼まれやすいです。断る理由も暇なのでない、断れない、さらに×10そんなことがある。そんな状態ではなく、今これやってますんで。と言える活動は大事だと思うのです。

幸いに、建築、法律、不動産等の知識は、まちヨミの参加者のメンバーや、空き家バンクでの家探しを諦めて、不動産へ行った際に知り合った方などと活動していくことになりました。僕は当然そんな知識はありませんでした。さらに、法人化。NPO設立となったら、委託事業のオファー。そんな流れです。個人的に無償のボランティア活動を延々と繰り返してしますのですが・・・。

空き家に関する活動を経験していくにつれて、使命感みたいな感情が芽生えてくるんですが、結果良くならなかったら、正直、やらないほうが良かったことも数多くやらかしてきました。初めてだらけの経験を積ませてもらいました。

空き家の片づけとか、色々、割愛すんですが、

空き家の取り組みやってるんだから、建築家、大工、不動産、建設に詳しくてやってます。と言ってみたいですが、残念ながら僕はただ協力隊員でした。知識があれば、手を付けたくないと思ったはず。

僕が、動き始めたきっかけは、よく分からない使命感と、メンバーへのワクワク感だったと思います。当時、色々分かってなくて、知らなかったからこそ、衝動で動き始めて良かったなぁと思えてます。

今では、僕の家は、もちろん空き家だった物件を取得。家族と間取り考えて、家を改装しながら住むまでになってきました。また、空き家だった場所に人が住まうことで、いろんな物語が生まれたりしてます。田舎の町ではミラクルな事件です。

「僕の空き家の取得までの道」を次回ご紹介します!