お試し暮らし, 移住, コラム, 空き家空き家情報

空き家を買ってみた!

空き家の取り組みやっていくんなら、実際に、空き家買って住んでみたくなりました。

どんな流れで、空き家を取得したか。僕の空き家取得話し。

府中市空き家バンク

空き家情報を得るためには、空き家バンクという制度を使うという方法があります。一般的に家を買いたい・借りたいというときは、不動産会社へ行きますよね。それが、築年数が25年以上たっている物件や、売買価格の低い、仲介に対してのデメリットが高い中古物件を取り扱っている会社は少ないです。しかしながら、少し直せば、現状維持でタダでも所有してくれる方を探している所有者の方もいらっしゃいます。民間で仲介が困難な物件を、市町村が情報公開をしている制度が、「空き家バンク」です。各市町村によって、取り組み方は、様々ですが、宅建業に係る業務は民間へ、それ以前の物件の情報公開を行政で。という方法が、多いかもしれません。

「空き家バンクに情報が少ない。」「空き家バンクじゃ、空き家問題解決しない。」といった声や、行政側も、個人の資産に対してどこまで関与していくべきか。などなど、厳しい意見もありますが、個人的には、活用率や専門性は抜きで考えると、民間が手を出せない物件を行政が、情報公開を行い、少しでも不動産利用者が現れるようにという取り組みは、大変意義のあることだと思います。所有者が手放したい家、土地は、ある意味地域の資産でもありますし。

広島県府中市にも、3年ぐらい続いていた「府中市空き家バンク」という取り組みがありました。その、お手伝いを、協力隊活動でしていました。様々な空き家を数十軒と見ていくうちに、段々と持ち家に興味出してしまいました。僕が、以前暮らしていたのはアパートで2LDKで、家賃5万だっと思います。そこに、親2子供2で4人暮らし。正直、田舎のだだっ広い家を飽きるほど見てると、手狭なアパート暮らしが、バカバカしくなったのがきっかけです。

3階に住んでいたので、一番気を使っていたのが、暴れる子供の騒音です。子供からすると「大した音たててねぇよ。」って顔をされつつ、「静かに!」と注意してたなぁ。その煩わしさは、僕にとっては結構ストレスに感じていました。汚い手かもしれませんが、ビビッ!とくる家が出てくれば、買おうと決めたのでした。

家が見つからない。

 

空き家バンクの登録物件数は少なく、新規で空き家バンクに登録したいという案件も月に一度あるかないかくらいだっと思います。半年くらいそんな状態が続きました。そんな中、遂に、平屋発見!160平米庭付き!詳しく所有者さんに聞いてみると、廃校になった木造の校舎を材料に自分で建てたらしいです。昔は、裏山の木を伐りだして、壁も近くの土を使ってたという話しは知っていましたが、古材使って建てるとは、もったいない精神に感服。築年数は、約60年。かつて、増築したと思われる部屋で縫製工場としても使われていた物件。

一番気にいったのは、ゴエモン風呂と、タイル張りの風呂場。当時の写真はこんな感じ。

部屋に石ころ転がってたりしてました。(笑)なんか学校のタイルみたいなの貼ってあるし。天井は、懐かしい音楽室のあ小さい穴が開いている壁が使われていました。斬新。

奥さん的に同意を得れたので、いざ取得への道へ。リフォームとかその後でいっかぁて。人によっては、よくこの状態で選ぶなぁと思われると思います。

家を買ったことない。ましてや、中古で現状渡しなんて。

今まで、実家にお世話になり、賃貸アパートを渡り歩いていた僕にとって、家を買おうと決めたところで、その次に何していいのか全然分からりませんでした。たちまち、持ち家持つという決心だけは早かったように思います。

登記?名義変更?何が何やら分かりません。そこで、NPOメンバーの専門家の力を借りて、取得への道スタート。

前提条件として、

所有者の方も、家を売った経験は無い。

僕も、家を買ったことが無い。

素人が、口約束した状態。

まずは、司法書士へ相談。登記情報を調べてもらいました。すると、よくあるそうなんですが、家屋の登記がされていない物件らしく、売買ができない状態でした。そして、土地の境界も曖昧だったので確定し、登記しなければならない状態でした。さらに、登記された土地・家屋の名義を僕の名前に変更しなければならない。ということが判明。

ここまで、言われても、宇宙語を言われている感じでしたね。

調査や、登記、名義変更等々に係るお金は、僕が負担。その代り、家をください。と所有者さんへオファー。すると、「あげるよ。」という回答いただき、土地と家を譲渡という形になりました。あとは、気持ちを包んでお渡ししました。

ここからは、ご高齢の所有者さんに、委任状をもらいながら、専門家のアドバイスというより指示通り書類を揃える作業を繰り返す繰り返す。結果、境界、所有者がハッキリとした土地と家屋を手に入れることに成功しました。

金額的には、20万程の専門家への丸投げ費用(土地・家屋の調査及び登記、名義変更とうの書類作成など)と、気持ちと、税金がかかった費用です。その後、150万のリフォーム(補助金等の活用もしました)を行ったので、合計180万ほどで、住居兼遊び場を取得しました。

失敗した点は、贈与税です。ここは、割愛します。1円で買えばよかった。なんなら、「路線価なんて、なんで払う側が、調査して提出せんといけんのん!」とか色々税金は面倒だった記憶があります。

専門家の知識を借りよう!

ポイントは、素人で何もわからなかった僕でも、不動産会社を通さずとも中古物件を取得することができたところです。

分からないので、専門家へ聞く。経験者に聞く。当たり前ですが、生活や仕事で実践できる方は意外に少ないのではないでしょうか。面識があったり、友人の方が聞きやすいですよね。ここかなり移住や知らないことをやろうとする時、めっちゃ大事だと思います。僕の場合、法務局って何?見たな状態で、事務的に説明されても絶対理解できなかったと思います。知らんもん、マジで。

時間も考えると、プロにお任せ、あるいは、アドバイスを乞うのが手っ取り早く、安上がりで、もしもの時の保険になります。その責任にお金を払うほうが、素人同士が、口約束で家を売ったり買ったりするよりも断然安心です。

空き家を実際に買ってみて。

本当に、下の階を気にすることがなくなりました。(笑)自分で、家いじっても自己責任だし、まだまだ、遊べるなっていう感想です。自分の家族のライフステージに合わせて、解体までの間、色々自分の家で実験していこうと考えてます。

一般的に中古物件を住むようにリフォームするには、平均500万円と言われています。ですが、職人さんにやり方や、材料の手配、難しい箇所だけの仕上げ作業を数日依頼し、自分でD.I.Yやっちゃう手もあるでしょうし、人数集めてイベントとしてワイワイ作業するなど、工夫次第でリフォーム費用を抑えることができます。

ですが、やはりポイントは、相談できる人が何人いるかだと思います。

空き家バンクのお手伝い、自分の家の取得を通じて、空き家って広範囲な知識が必要だなぁと感じました。プロは分業で家を建てていますよね。そんな多種多様複雑な、何年たっても全部ひとりじゃ無理なこと。探求心が火が付くわけです。専門家のメンバーがいるので燃えると迷惑になるので嫌われます・・・。

純粋に一つとして同じ事情、家の状態は、空き家に関してありません。面白いです。法律、現場作業、相続、所有者の希望・悩み、利用者の希望。オンリーワンな成果が、空き家に灯が灯るとチラ見できます。それに関われるのは、楽しそう。それが、僕が空き家の取り組みをしようと思ったきっかけ。

住ながら、まだまだリフォーム中。汗

お試し暮らしも可能ですよ。気になる方は、ご連絡ください。

物件画像は、またご紹介します!

お試し暮らし

先日から、お試し暮らしをしていただいていた大久保さんご夫婦。
8月初旬、東京へ戻られました。

1週間という短い期間の中、空き家物件を見に行ったり、刈払機を使って畑の草刈りを手伝ってもらったり、アルバトロスのメンバーと懇親会を開いたりと、色々なことがありました。

ご夫婦にとっては内容の詰まったお試し暮らしになったと思います。

また、府中で過ごされている間、日中は車であちこちへ出かけられていたご夫婦。私たちが知らなかった府中や福山の情報を、ご夫婦から教えてもらうこともありました。
外出からお帰りになって、アルバトロスの事務所にいらっしゃるときも、スイカをご相伴に預かったりして、大久保さんご夫婦と、とても親しくなれました。

お試し暮らしの最後の日、大久保さんが、

「実際に空き家の様子を見て、自分たちの子供の世代に物をどう整理し、どのように残すのか考えるようになった」

と、おっしゃったことが印象的でした。
また私たちのことも、

「みんないい人なので、とても居心地がいい。府中市に知り合いができた。また泊まりにきたい」

と、おっしゃっていただけて、とても嬉しかったです。

今回、大久保さんご夫婦にお試し暮らしを体験していただいたことで、田舎のいい面も悪い面も見てもらえたと思います。

その上で、もしご夫婦が田舎での暮らしを選択されるのであれば。
アルバトロスは「選択してよかった」と感じてもらえるよう、支援していきます。

草刈り前
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草刈りの様子
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草刈り後
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刈払機の指導を受ける大久保さん
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実際に刈払機を使用し草を刈る大久保さん
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懇親会(大久保さんご夫婦とアルバトロスのメンバー)
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お試し暮らし

こんにちは。たれぞう@理事長です!

今回お試し暮らしを体験された大久保さんご夫婦。実は、将来地方で暮らすことを人生の選択肢に加えていらっしゃいます。

前回のブログはコチラ→<東京から…

ということで、お試し暮らしの合間に空き家物件の紹介もすることになりました!
しかしながら、ご紹介できる空き家の大多数は、改修が必要な物件です。
ご夫婦にその旨をお伝えしたところ、

「最初の段階で、一気にお金をかけて移住するのはちょっと……」

と、ためらわれました。ご夫婦のその気持ちはよく解るので、空き家ではあるけれど、賃貸で、改修の必要ない物件を探しました。

ご夫婦のご希望も考慮に入れて探したところ、上下町に停車するJRの駅・備後矢野駅の駅長さんが管理されている、空き家バンク登録物件をご紹介することになりました。
駅長さんにお会いして、実際の物件を内見しつつ、移住して実際に上下町で暮らされている方の体験談をお話してもらいました。

また、

「上下町の暮らしってどんなですか?」
「野菜作りたいんですけど、家庭菜園とかできます?」

などと言った、ご夫婦からの疑問・質問・不安な点についても、駅長さんは快く応じて答えてくださいました(駅長さん、その節は本当にありがとうございました)。
限られた時間での物件紹介でしたが、それでも大久保さんご夫婦からは、

「来てみて良かった。来る前に想像していた、移住や田舎に対するイメージが変わった」

と、嬉しいお言葉を頂戴しました。

この日、上下町の物件を紹介した後は、市内中心部に戻り、府中の商店街や、古い町屋旅館を改装した「町屋Cafe&Dining恋しき」を紹介しました。
それから、府中市のご当地グルメである「府中焼き(ひき肉を使った広島風お好み焼き)」も、ご夫婦と共にいただきました。

お試し暮らしで大久保さんご夫婦が滞在されてすぐ、府中市では2日続けて激しい通り雨が降りました。
大久保さんは笑ってこうおっしゃいました。

「天気が悪い時を経験するのもいいですね」と。

 

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お試し暮らし

まる一日かけて車でお越しいただきました。

今回お試し暮らしを体験されている、大久保さんご夫婦です。

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趣味は山登りだそうで、全国の山を登られているというとてもアクティブなお二人です。

田舎暮らしに興味をお持ちということで、今回府中市に来られたようです。

府中市を気に入っていただけるとうれしいですね!