【空き家】空き家利活用促す活動を通して思うこと

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空き家問題

空き家自体は、人が住んでいなくても他人に迷惑かけてなければ何の問題もない。

あるとしたら、近所に住んでいる人が寂しい・不安な感じがするとか、田舎だと地域活動の担い手不足かなって思います。人が住んでいなくても管理されている家は、人の出入りはあるでしょうし、荷物はあっても、何を保管しているか、大事なものは何かなど把握できている場合が多いでしょう。もちろん空き家の近所の人たちとの関係性も良好。

管理されている空き家なら近隣住民らの苦情も無く、家の将来の方向性も見据えられている大切な家として扱われると思います。昔のように人が住めなくても、農機具小屋にしてみんなで共有している、朽ちたら近所の人と解体するといった解決案を親族や近所の人と決めていくような動きは、今でもできるはずです。

できない理由は、家や土地の値段が恐ろしく下がって専門業者が動けない、法律的に…様々あると思いますが、家族関係、地域の繋がりの希薄化が空き家問題の原因の一つかもしれません。

問題なのは放置された空き家と周辺の人の無関心

何年も何十年も放置された空き家が問題視される理由として、

①腐食などにより倒壊の危険性 (台風などで瓦が飛ぶ/地震で崩れる)

②庭木の繁茂により越境(落ち葉/道路塞ぐ)

③火事の危険性(家財やごみが燃えやすい)

④空き巣などの治安悪化(人以外にも、獣も棲みつく)

⑤景観・衛生悪化(匂い/虫)←個人的にこれが一番きつい

隣の家が放置された空き家だった場合に「なんとかしてくれないかなぁ。」と心にとどめて、所有者に届かないリアルな声をよく耳にします。

いつ帰ってきてるかも分からない空き家所有者と、近隣住民との接点は、田舎でも希薄な場合が多いです。近隣住民にとっては、連絡先も分からないし、苦情言ってどうなるか分からないし、無関心でいることが最善策になってしまっている状況があります。

「お隣さんの事に口は出せないわ。」が、地域課題として「空き家が増えてきて」あがっても、策がない、考えないという状態になっている原因に思います。

近所、地域の方たちは、問題意識はあるけど「どうしょうもないわ」。

所有者は、放置しているほうが目先のお金かからないし、なかなか気が向かない。

所有者と近隣住民の、今の時点での得策は無関心。

この先やってくる、地域活動が成り立たない、仕事がない、病院がない、学校がない、かつて経験したことのない高齢者の割合が多い時代、両隣の家は空き家(空き家率30%)って未来は来ると分かっていても、なおも自分事には思えない。

だからこそ考えていく

それぞれの生活していて、仕事や子育て、孫の面倒でみんな忙しいし一生懸命生活されてます。少しの余剰時間、個人の楽しみに興じる時間の少しを、未来に投資していくような流れを自然にできたら理想的だなと考えています。孫の為にとか。

がっつりと、空き家問題に取り組んでいきましょうっていうのは、ちょっと今の状況からすると難しいなと感じてます。危機感、自分事として思えない、策が提示されていない事例がないことは後回しなど様々な原因があります。ビジネスとして成立するのかも重要。

そんなことを踏まえて、だからこそどうする?どうやったらいいか?って初めて質問がたてれました。

答えが無いから、空き家所有者と地域住民と話して、解決策を自分たちで考えて決める。

この過程無しに、1軒2軒のリノベしたカフェができても、その影響で市内1700軒の空き家問題に対して行動まで訴求するきっかけにはなりえません。その年に42軒の空き家が府中市の場合発生しています。結果は、市内って視点で見ると、今年40軒の空き家が増えたになります。

なにもしなければそのまま悪くなっていく。現状維持も常に船のオールをこぎ続けないと流れに流されてしまう。現状維持よりも前にこぎ進めるには、皆の意識と労力が絶対的に必要という考えに至りました。まずは、自分から周りへ。周りから周りへ。

府中での地域住民主体の空き家対策始まります。また次回!

 

 

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Posted by kodai